梅雨の季節!マットレスの気になる湿気・ヘタリ・カビどうしてる?
湿度の多い季節。高反発マットレスは湿度に弱い?!
気になるヘタリやカビなど、湿気に強いor弱いマットレスの種類と対策についてまとめてみました。
コイルVSノンコイル、湿気に強いのは?
空気が通りやすい構造のコイルタイプのマットレスに対して、湿度が気になるのはウレタン素材のノンコイルマットレス。 ウレタン素材の特性や構造などにより差はあるものの、湿気がこもるとへたったりカビの原因になる可能性も。
ノンコイル(ウレタン)マットレスのヘタリ対策
ウレタン素材がヘタり、体重のかかるお尻の部分が沈んでしまうと、高反発マットレスの一番の魅力である体圧分散の効果が十分に発揮できなくなります。
お尻の部分が沈み込むことで睡眠中の姿勢が崩れたり寝返りが打ちにくくなることにより、腰痛の原因になったり、睡眠の質が下がることも考えられるので、早めの対策が必要です。
一度ヘタってしまった製品は寿命が来たとあきらめるしかありませんので、そうなる前にこまめに乾燥させる必要があるでしょう。
ただその場合、マットレスの耐久性や耐熱性にも注意が必要です。
ブレスエアーやエアウィーヴのように細い繊維をスポンジ状に固めた素材を使った製品は、比較的湿気がこもりにくい反面、熱に弱い特性を持っています。
直射日光が当たるような場所だと素材が変質したり、最悪の場合溶ける可能性があるので、乾燥する時は涼しい場所で行って下さい。
ノンコイル(ウレタン)マットレスのカビ対策
湿度に対して最も注意が必要なのは、ウレタンフォーム素材を主体にしたマットレスです。
湿度に強く、通気性が良いことを謳っているマニフレックスでも、コイルの代わりにウレタンフォームを使っている性格上、コイルタイプに比べるとやはり注意は必要。
空気の乾燥したヨーロッパのメーカーの商品なので、湿度の高い日本で使う場合、換気が不十分だとカビが生えた事例もあります。
東京西川のAirなど、ウレタン素材がベースになっているものは特に、風を通すなどのメンテナンスをこまめにすることが、長く使う秘訣です。