「昨夜ちゃんと寝たはずなのに、何だか疲れが取れてない~!」
「昨日はお休みだったから、お昼過ぎまで寝だめしてたのに、休み明けの今朝やっぱり眠い~!」
こんなことってありませんか?
睡眠時間はちゃんと取ってるはずなのにちゃんと眠れた気がしない、これってもしかして「眠りの質が悪い」ってこと?!
でも、眠りの質が良いか悪いかなんて何を基準にしているんでしょうか?
できる事なら誰だって、短い時間でぐっすり眠れてしっかり疲れを取りたいもの。
世の中には1日3時間の睡眠で足りる羨ましい人もいるとか?
それって誰にでも真似ができるものなんでしょうか?
...という事で、まずは眠りの時間と質について調べてみました。
ショートスリーパーとロングスリーパー
結論から言うと、残念ながら極端に睡眠時間の短い人(ショート スリーパー)と長い人(ロングスリーパー)は先天的なもののようです。
バリュアブルスリーパー
世の中の80%くらいの人はバリュアブルスリーパー、つまり普通の人で、睡眠時間は6~9時間くらい。
その中でも個人差があり、また同じ人でも体調などによって必要な睡眠時間は変わります。
ショートスリーパー
全人口の中で5~10%くらいの人が、睡眠時間6時間未満でも生活に支障が出ないショートスリーパー。
中でも3、4時間といった極端に睡眠時間の短い人はまれです。
ナポレオンは3時間、エジソンは4時間が1日の睡眠時間だったそうですが、2人共昼寝に時間をかけていたとも言われているので
、睡眠時間が短いというより、細切れに眠れるタイプだったのかも知れませんね。
ロングスリーパー
ショートスリーパーとは逆に、9時間以上の長時間の睡眠を必要とするロングスリーパーも5~10%くらいの割合で存在します 。代表格はアインシュタインで、1日に10時間寝ていたと言われています。
眠りの長さと深さは関係する?!
残念ながら、バリュアブルスリーパーの私たちが3時間睡眠に変身するのは難しそう。
しかし、ショートスリーパーとロングスリーパーの人たちには、それぞれ性格に共通点があるそうで、もしかするとそれが睡眠時
間の謎を解くカギなのかも知れません。
一般に、ショートスリーパーには楽観的でストレスを溜め込まな 性格の人が多く、反対にロングスリーパーは内向的でストレスを溜め込みがちな人が多いとか。
睡眠には、その日自分が見聞きした情報を整理する働きがあるので、ストレスが多い人ほど、頭を整理するために長く眠る必要が あるのかも知れませんね。 そしてこの、脳が情報を整理している時に見ているのが「夢」な んだとか。「質の良い眠り」の秘密を求めて、次は「夢を見る眠り=レム睡眠」と、「夢を見ない眠り=ノンレム睡眠」について調べてみます!