黒ずみがあってもVIO脱毛はできる！黒ずみができる7つの原因＆ケア方法を解説

デリケートゾーンの毛を剃ってみて、肌が想像以上に黒ずんでいることに驚いた経験がある人も多いはず。

「黒ずみがあったらVIO脱毛を断られる？」
「黒ずみがあるとVIO脱毛は痛い？」
など、心配事はつきません。

ここでは、

を解説。
黒ずみが気になる方はぜひ参考にしてください。

VIO脱毛のとき気になるデリケートゾーンの黒ずみQ&A

Q.VIOに黒ずみがあったら脱毛を断られる？

A.黒ずみで断られることはない

日焼け肌が脱毛NGなのは、主に黒いメラニン色素に反応するタイプの脱毛機を使用しているサロンやクリニックですが、色素沈着程度の黒ずみなら、脱毛のライトやレーザーは反応しないため通常通り脱毛の施術を受けられます。

もし気になるほどの黒ずみでも、照射レベルを下げたり、メラニンに左右されない蓄熱式の脱毛機を使ったり、ニードル脱毛にするなど脱毛の方法はいくつかあります。

心配な場合は、契約前にカウンセリングで相談してみると良いでしょう。

Q.VIOに黒ずみがあると脱毛のとき恥ずかしい？

A.慣れているので気にしてません

多かれ少なかれ、誰にでもVIOの黒ずみはありますし、脱毛サロンやクリニックのスタッフさんはみんな慣れているので恥ずかしがることはありません。

また、黒ずみがどうというよりVIOを人に見られる恥ずかしさを気にする人もいると思いますが、多くのサロンやクリニックでは紙ショーツをずらしながら施術したり、タオルをかけたりしてくれるので、丸出しになることはないので安心しましょう。

Q.VIOに黒ずみがあると脱毛のとき痛い？

A.少し痛みを感じる

VIOに限らず、例えばひざも膝をつくことによって、黒ずんだり皮膚が硬くなったりしています。

皮膚が硬くなると効果が出にくいし、黒ずみがあることによって少し痛みを感じることもあります。

VIOの場合、黒ずみというよりは全身の中でも特に毛が濃く太いし敏感な場所なので、他の部位より痛く感じてしまうことはあるでしょう。

特にクリニックでの施術は痛みが強いため、オプションで麻酔が利用できる場合もあります。痛みが心配な人は相談してみてください。

Q.VIO脱毛の光で黒ずみが改善される？

A.あまり期待しない方がよい

脱毛のフラッシュやレーザーの作用で多少くすみが飛ばされ明るくなる可能性はあります。

なぜなら、脱毛で使われるレーザーやライトは「メラニン色素」に反応して熱ダメージを与えるもの。

もともとレーザーやフラッシュはメラニン色素に反応させてシミ・ソバカスを消す治療に使われていたため、その作用で多少黒ずみが改善されることもあり得ます。

【黒ずみ改善の可能性のあるフラッシュ脱毛・レーザー脱毛の種類】

サロン脱毛	IPL方式の脱毛機	銀座カラー・キレイモ・恋肌・シースリーなど
医療脱毛	アレキサンドライトレーザー	湘南美容クリニック・レジーナクリニック・アリシアクリニックなど

とはいえ、目的が脱毛とシミ取りとでは照射する熱量が異なるため、過度の期待はしないほうが良いでしょう。

また、メラニンに反応しないタイプの脱毛機では、この効果はありません。

Q.VIO脱毛後に黒ずみが改善した声と目立つようになった声があるのはナゼ？

A.自己処理をしなくなることでくすみ改善される場合とムダ毛がなくなって目立つ場合も

目立たなくなる理由	目立ってしまう理由
◎脱毛のフラッシュやレーザーによっては多少くすみを明るくする可能性がある ◎黒ずみの原因の一つである摩擦が減るので黒ずみ改善が期待できる	×ムダ毛がなくなることで、隠れていた黒ずみが目に見えるので逆に黒ずみが気になる

脱毛の施術そのものがVIOの黒ずみを悪化させることはありませんが、「今まではムダ毛が隠してくれていた黒ずみ」が、ムダ毛がなくなり露出することでかえって気になってしまうことがあります。

隠されていたものが表に出てきただけなのですが、場合によっては「悪化した」「目立つようになった」と感じてしまうかもしれません。

VIOの黒ずみの原因のひとつとして「ムダ毛どうしの摩擦」や「トイレットペーパーで拭きすぎることの摩擦」、「カミソリでの自己処理によるダメージ」があります。

こうしたことが原因で黒ずみが悪化していた場合、脱毛することで摩擦やカミソリ負けなどのダメージが防げるため、少しずつ黒ずみが改善していく可能性があります。

もしそれが心配な人は、以下に紹介する方法でカバーすることをおすすめします。

Q.黒ずみが目立たない脱毛の方法はある？

A.Vゾーンを少し残し脱毛するとよい

IラインOラインのムダ毛は必要ないので全て脱毛し、Vラインだけを適度に残せば、黒ずみが丸見えになってしまうこともなく、脱毛による清潔感や快適さも得られます。

ちなみにVラインは無毛よりも残っている方がVIO脱毛の形として人気があります。

VIOの黒ずみの主な原因は7つ

VIOに限らずワキやヒジ、ヒザなど、肌の黒ずみの明確な原因は実はまだよくわかっていません。

同じ状況でも黒ずみやすい人と黒ずみにくい人がいて、体質なども関係しているといわれています。

ただ、「これが原因では？」と考えられていることはいくつかあり、実際にそれらの原因を取り除くことで改善することが多々あります。

VIOの黒ずみの主な原因の7つは、

といわれています。

これらの原因について、ひとつずつチェックしていきましょう。

原因1.
女性ホルモンでメラニンが増える影響

女性の体は卵巣から卵胞ホルモンのエストロゲン、黄体ホルモンのプロゲステロンという女性ホルモンが分泌されています。

エストロゲンの分泌は30代がピークで、プロゲステロンは妊娠中に分泌量が増えます。

この2つのホルモンにはさまざまな働きがありますが、メラニンを増やす働きもあると考えられています。

つまりこれらの女性ホルモンの分泌が活発な年代の人は、ワキやVIOなど皮膚の中でもデリケートな部分が黒ずんでいるのは普通であるといえます。

ホルモンの作用による黒ずみは、閉経すると自然と薄くなってくるそう。

とはいえ、VIOの黒ずみは今すぐ何とかしたいのに、閉経するまで待てないですよね。

以下では女性ホルモン以外の原因についてもチェックして、今すぐできる対策を紹介していきます。

原因2.
衣類やトイレットペーパーなどの摩擦による色素沈着

VIOは刺激による炎症性の色素沈着が生じやすい部位です。

トイレットペーパーで拭きすぎたり、スキニーパンツやサイズの小さなショーツ、補正下着などでの締め付けは摩擦による色素沈着の原因となります。

さらに、椅子や自転車・バイクのサドルなど「座る」ことによる刺激も考えられます。

また、汚れを落とすためにゴシゴシ洗うのもNGです。優しく低刺激のVIO専用ソープを使うのも良いでしょう。

原因3.
カミソリや毛抜きブラジリアンワックスでの自己処理

カミソリや毛抜きなどの自己処理によって、肌への刺激が色素沈着として残ってしまい黒ずみになってしまうこともあります。

自分で手軽にできるカミソリや毛抜きだけでなく、一気に毛を引き剥がすブラジリアンワックスや、毛とともに皮膚の表面まで溶かしてしまう危険性のある除毛クリームも当然肌への刺激に。

間違った自己処理を繰り返すことで、黒ずみはどんどん悪化してしまいます。

原因4.
汗やおりもの、生理によるムレ

汗をかきやすい人やおりもの、経血の量が多い人は、ムレによる刺激が黒ずみの原因となっている場合があります。

ナプキンやおりものシートを長時間使い続けたり、通気性の悪い化学繊維のショーツなどを穿いていると、ムレによる刺激は悪化してしまいます。

原因5.
保湿不足

ムレだけでなく、乾燥も黒ずみの大きな原因になります。

VIOに限らず皮膚は正しく保湿することでバリア機能が保たれ、pHバランスやターンオーバーが整い肌トラブルを避けることができます。

保湿はすべてのスキンケアの基本。繊細なデリケートゾーンは専用のクリームで保湿しましょう。

専用アイテムについて知りたい人は、おすすめの黒ずみ対策クリームもチェックしてみてください。

原因6.
肌のpHバランスの崩れ

pHとは「水素イオン濃度」のことで、健康な肌の表面のpHバランスは弱酸性に保たれています。

でもこのpHバランスが崩れて肌がアルカリ性に傾くと、黒ずみも含めさまざまな肌トラブルの原因に。

間違ったスキンケアや、汗や摩擦などによる皮膚への刺激、加齢、睡眠不足や栄養の偏り、季節や時間帯など、pHバランスの崩れの原因はさまざまです。

原因7.
ターンオーバーの乱れ

健康な肌は約6週間の周期でターンオーバーを繰り返し、新しい皮膚へと生まれ変わっていきます。

ただし加齢や生活習慣などの影響でこのターンオーバーが乱れると、メラニンや古い角質の汚れが排出されずに留まり、皮膚に黒ずみが生じてしまいます。

VIOの黒ずみを改善する7つの方法

VIOが黒ずんでしまう原因がわかったところで、効果的な黒ずみ対策を見ていきます。

7つの対策について、順番に説明していきますね。

改善方法1.
正しい方法でムダ毛処理をする

カミソリや毛抜き、除毛クリームなどでの自己処理はデリケートゾーンの皮膚が刺激を受けやすいため、黒ずみが気になっている人にはおすすめできません。

VIO脱毛をすれば自己処理で肌を傷つける心配がなくなるため、黒ずみが改善する可能性があります。

改善方法2.
衣類のサイズや素材に気をつける

体を締め付けるキツいボトムスやショーツ、化学繊維を使用した衣類などは、デリケートゾーンの皮膚の刺激になってしまいます。

なるべくコットンやシルクなど天然素材のショーツを身に着けたり、下半身を締め付けないゆったりめのパンツやスカートを着用するなど、衣類のサイズや素材にも気をつけてみましょう。

改善方法3.
食生活を見直す

不規則な食生活や栄養の偏りは、肌のpHバランスやターンオーバーの乱れにつながります。

どんな栄養素もまんべんなく摂るのが理想ですが、黒ずみ改善のために外せないのが、ビタミンエースとも呼ばれて美肌効果の高い「ビタミンA・C・E」。

野菜ではピーマンやパプリカ、ブロッコリー、かぼちゃなどにはビタミンA・C・Eの全ての栄養素が含まれています。

また、皮膚をつくる元となる肉や魚、豆類やナッツなどのタンパク質も欠かせない栄養素です。

改善方法4.
しっかり睡眠・適度な運動を心掛ける

黒ずみの原因となるpHバランスやターンオーバーの乱れは、適度な運動で血行を良くしたり、しっかり睡眠をとり成長ホルモンを分泌させることでも改善が期待できます。

食事や運動、睡眠などは黒ずみ改善には遠回りなように思えるかもしれませんが、生活習慣を見直すことはターンオーバーの正常化に欠かせません。

改善方法5.
ゴシゴシ洗わない・デリケートゾーン専用石鹸を使う

VIOを洗うとき、ゴシゴシ洗いは絶対にNGです。摩擦による刺激は黒ずみの原因になってしまいます。

石鹸をしっかり泡立てて、ボディブラシやタオルを使わずに、爪を立てないようにしながら指の腹でやさしく洗っていきましょう。

お湯の温度は37度以下のぬるま湯で、しっかりとすすぎます。お湯が熱すぎると肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうので注意してください。

また、ボディ用のソープは刺激が強いため、デリケートゾーンに使うとVIOまわりの皮膚を傷めたり、膣内の環境を悪化させ雑菌が繁殖する危険性があります。

VIOを洗うときはデリケートゾーン用の低刺激の石鹸を使うと安心です。

コーセー カルテ クリニティ デリケートケア ウォッシュ
デリシャスボディ ベアウォッシュ
フィス 美白 ホワイト ボディソープ
ソフィ デリケートウェットシート
サマーズイブ フェミニンクレンジングワイプ

コーセー カルテ クリニティ デリケートケア ウォッシュ

泡ポンプタイプなので自分で泡立てる必要がなく、手軽に使えるのが魅力。
肌のバリア機能に不可欠な「肌コレステロール」に着目した独自処方で、保湿効果が高く黒ずみ対策にも◎。

デリシャスボディ ベアウォッシュ

清浄・殺菌・消毒効果のある医薬部外品のデリケートゾーン用の薬用ソープ。黒ずみをクリアにする成分のほか、ニオイを防ぐ成分も配合。染みにくく肌にやさしい処方になっています。

フィス 美白 ホワイト ボディソープ

美白を追求するブランドがプロデュースした、黒ずみとニオイ対策・保湿ができるボディソープ。容量もタップリなので、VIOだけでなく全身の黒ずみやカサつきに使えます。

ソフィ デリケートウェットシート

おりものや経血によるべたつきをサッパリしたいとき、ニオイが気になるときなどに手軽に使えるデリケートゾーン専用のシート。携帯しやすい手のひらサイズで、使用後はそのままトイレに流せます。

サマーズイブ フェミニンクレンジングワイプ ノーマルスキン

保湿成分としてアロエベラ&ビタミンEを配合した、やさしい使い心地のウェットシート。1枚ずつ個包装になっているので携帯に便利です。使用後はそのままトイレに流せます。

改善方法6.
黒ずみ対策クリームを活用する

クリームなんかで黒ずみがなおるの？と思うかもしれませんが、フェイス用の美白コスメが人気なように、デリケートゾーン用の美白アイテムも効果アリ。

美白のためのフェイス用美容液などは薬局でもたくさん売られていますが、デリケートなVIOゾーンは必ず専用アイテムを使ってケアしてください。

ちなみにヴァセリンなどコッテリとしたテクスチャーのものは、毛穴に入り込んで脱毛効果を妨げたり、皮膚トラブルになりやすいのでデリケートゾーンへの使用は避けましょう。

イビサクリーム
ホワイトラグジュアリー
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ミュゼコスメ　デリケスキン ホワイトエッセンス
アンティームホワイトクリーム
ビオトゥルム　フェミニンクリーム
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HAKUBI

イビサクリーム

新製法の美白ナノカプセルをダブルで配合した、医薬部外品のデリケートゾーン専用美白クリーム。美白&保湿をサポートする成分でくすみをクリアにします。日本人の肌に合わせた処方で安心。

ホワイトラグジュアリー

独自処方の「スーパーVCT」で黒ずみの原因となるメラニンの生成や増加を抑えつつ、代謝を促進。ヒアルロン酸やコラーゲンなど保湿成分も配合されています。肌の弱い人でも使えます。

ピンキッシュボーテ

人気エステサロンでも採用されている、医薬部外品のデリケートゾーン専用ホワイトニングジェル。プロも認める実力で、VIOの黒ずみ&うるおいケアが同時にできます。

ミュゼコスメ　デリケスキン ホワイトエッセンス

脱毛サロン「ミュゼ」がプロデュースするスキンケアシリーズから、デリケートスキン用の美白美容液が登場。デリケートゾーンのくすみに和漢西洋ハーブと2種類の美白成分でアプローチします。

アンティームホワイトクリーム

オリーブオイルから抽出した自然原料に、日本人女性に合わせた和漢エキスを配合したデリケートゾーンケア用の保湿クリーム。ほんのりやさしい香りも人気。無香タイプもあります。

ビオトゥルム　フェミニンクリーム

ドイツのオーガニックブランド、ビオトゥルム社のデリケートゾーンケア用クリーム。膣内のpHバランスを保ちながら、やさしく肌を整えてくれます。おだやかな効き目ながら、黒ずみ対策もできます。

ホスピピュア

専門家との共同開発により生まれた、無添加・医薬部外品の美白クリーム。天然由来成分にこだわった美白&保湿クリームで理想の肌を目指せます。

HAKUBI

活性酸素を除去する効果があると話題の成分「アスタキサンチン」と薬用美白成分プラセンタを配合。「乳首の黒ずみが改善できる」と評価の高いクリームですが、VIOにも使えます。

改善方法7.
クリニックで治療する

デリケートゾーンの黒ずみがひどく、脱毛したり、生活習慣を見直したり、美白クリームを使用したりしても改善されない場合は、クリニックでの治療も選択肢のひとつです。

クリニック処方の美白クリーム治療

クリニックが処方するハイドロキノン、レチレイン酸といった美白クリームを使ってくすみを明るくしていきます。

副作用もある強い成分なので、医師と相談しながら様子を見つつ治療していく必要があります。

内服療法

ビタミン剤やトランサミンなどの薬を内服し、黒ずみを改善する方法です。内服療法はシミ治療にも使われています。

ピーリング

VIOの皮膚をケミカルピーリングして黒ずみを改善することもできます。

ただし顔などに使うピーリング剤は刺激が強すぎてVIOには使えないため、デリケートゾーン専用のピーリング剤を使用して、VIOの皮膚や粘膜の黒ずみを白くしていきます。

専用の薬剤とはいえ、皮膚を剥がすことになるため肌への負担は大きくなります。もし希望通りの結果が得られなくても、頻繁に繰り返すことはできません。

レーザー治療

黒ずみの原因となるメラニン色素をレーザーで破壊することで、黒ずみを改善する方法もあります。

使用するレーザーにはさまざまな種類があるので医師と相談してみましょう。

まとめ

デリケートゾーンに黒ずみがあっても、VIO脱毛を諦める必要は全くありません。

むしろカミソリなどでの自己処理のしすぎで摩擦などのダメージを受け、黒ずみが悪化することが多いので、VIOの黒ずみが気になっているならなるべく早めに脱毛したほうが良いでしょう。

デリケートソーンの黒ずみの原因には、摩擦によるダメージ以外にもさまざまなことが考えられます。

ちょっとずつ生活習慣を変えてみたり、専用のクリームを使ったりしてケアしてみましょう。