サロンの雰囲気や料金プランに納得いかなかった場合、
「うまく断れるか自信がない」
「断ってもしつこい勧誘があるんじゃないか」
と心配になってしまいますよね。
また、すでに通っているサロンでも脇だけの脱毛の予定だったのに腕や足を勧められて断り切れず当初の予算よりもオーバーしてしまう、なんてこともあるようです。
でも、断り方のポイントを押さえておけば大丈夫!
「脱毛サロンのしつこい勧誘の断り方」と
「断れなかった場合の返金方法」
についてご紹介します。
脱毛サロンに行かれる前にぜひ参考にしてくださいね♪
脱毛サロンで勧誘をされたときに使える便利な断り方
わたしもやってみますので参考にしてくださいね!
(1)「次の予定がある」と伝えてサロンを出る
脱毛サロンの体験コースが60分だったとしたら、やはり勧誘も同じくらいの時間あるものと思っておいた方がいいかもしれません。
無料カウンセリングが始まると、担当者から今日の予定について聞かれると思いますので、先に「何時頃終わりますか」と質問しておくのもいいでしょう。
事前にリミットを自分で決めておき、「次に大切な予定がある」ということをアピールしておきましょう。
時間に縛りがあると分かれば、サロン側もそれ以上しつこく勧誘することはできませんね。
(2)「他のサロンと比較してから検討する予定」と伝える
「他のサロンと比較してから検討する予定」ということは伝えても全く問題はありません。
選ぶ権利はこちらにあるのですから、もともと他のサロンも体験してから決める予定だったことをハッキリと伝えましょう。
他の脱毛サロンと比較することをハッキリと言われてしまうと、それ以上しつこく勧誘することができなくなってしまいます。
自社のサービスに自信がないと思われてしまうので「どうぞ他のサロンも体験してみてください」というスタンスに変わるでしょう。
(3)「前のサロンの勧誘が嫌でここに来た」と話す
勧誘が苦手であることを遠回しにハッキリと伝えるのも効果的です。
直接的であれば言いにくいかもしれませんが「前のサロンの勧誘が嫌だった」と言えば、間接的に伝えることができるのでとても便利な言い方です。
こちらのサロンは勧誘がしつこくないって口コミを見たので今日来てみました。
ありがとうございます・・・(苦笑)
ここまで言われるともう勧誘できませんね。
さらに「口コミを参考にしてここに来た」ということも付け加えると口コミの影響力の強さをアピールすることもでき、しつこい勧誘をすること自体気が引けてしまうかもしれません。
どうしても断る自信がない人のための裏ワザ
受付表の職業に「無職」または「専業主婦」と書いておく
脱毛サロンに通うとなれば、当然必要になってくるのがお金ですが「お金がないので無理です」と断っても、「では、ローンで分割してお支払いもできますよ~」とさらにしつこく勧誘されることがあります。
そのため、受付表の職業の欄には、「無職」または「専業主婦」と書いておきましょう。ローンが組みにくい職業だと認識されると勧誘自体されにくくなります。しつこい勧誘では、相手の懐具合もよく見られているのです。
友達や家族と一緒に行く
脱毛にかかる料金は決して安い金額ではないので、人に頼ることもひとつの選択肢です。
友達や家族と一緒に行くのも、しつこい勧誘を断るのに効果的です。勧誘する側からしても、一対一で勧誘するよりもやりづらくなり、しつこく勧誘することがなくなるでしょう。
勧誘を断るときに使わない方がいい意外なNGワード
「お金がない」
ついつい言ってしまいそうな断り文句ですが、今は支払方法の選択肢も多くなっているため「お金がない」と伝えてもまた違ったプランを紹介されてしまいます。
時間が長くなるだけなので避けましょう。
「通う時間がない」
これもつい言ってしまいそうですが、脱毛は数か月に1回通えばよいので、時間がなくても通う方法を案内されてしまいます。
「本当は通いたい」
相手のことを気遣ってやんわりと断ろうとするときについ出てしまいそうなフレーズですが、これもNG!
さらに話が長くなってしまうだけなので、ハッキリと素直な気持ちを伝えることが大切です。
勧誘を断るときに弱気にならない考え方
お金を払うのはこちらなので遠慮する必要はない
大前提として、お金を払うのはこちらなので決定権は自分にあります。脱毛サロンで体験をさせてもらったからといって相手に気を遣う必要はまったくありません。
相手は1日に何人も勧誘しているので記憶に残らない
サロン体験で丁寧な接客を受け良くしてもらえばもらうほど断りにくくなることもありますが、相手はそれが仕事なので1日何人も同じように対応をしています。
断ったからといってそこまで記憶に残りませんし、相手に迷惑がかかることもないのです。
自分に合った脱毛サロンを見つけることがとても大切
脱毛は定期的に通い続けることで効果を得られるものなので、通う期間も長く金額ももちろん大きくなります。一時の感情で決めるのはとてもリスクがあります。
「自分に合ったサロンで満足のいく脱毛をすること」この目的をしっかりと思い出して強い気持ちで判断しましょう。
断れなかったときのためにクーリングオフの返金条件について知っておく
そもそもクーリングオフとは
クーリングオフという言葉を聞いたことがありますか?
クーリングオフ(Cooling-off)と呼ばれるこの制度では、消費者に一度冷静になって考え直す時間が与えられ一定期間であれば無条件で一方的に契約を解除することができます。
もちろん、脱毛サロンの契約もクーリングオフによって解除することができます!
ただし、クーリングオフは手続き方法が厳格に定められており、それ以外の方法ではクーリングオフは成立しません。
クーリングオフについて正しく知っておきましょう。
クーリングオフとは
「特定商取引法やその他の法律に定められた消費者を守る特別な制度です。
クーリング・オフは、消費者が訪問販売などの不意打ちな取引で契約したり、マルチ商法などの複雑でリスクが高い取引で契約したりした場合に、一定期間であれば無条件で、一方的に契約を解除できる制度です。」
月額制と都度払い制はクーリングオフできないので注意
注意が必要なのは「クーリングオフによって返金されるのは回数制プランか無制限プランの解約の場合のみ」であることです。
月々支払う月額制や、その都度支払う都度払い制はクーリングオフの対象ではないので注意が必要です。
クーリングオフが使える条件
クーリングオフが使える条件はさらに2つあり、3つすべてあてはまらなければクーリングオフの対象にはならないので必ず知っておきましょう。
(1)契約期間が1ヶ月以上
一つ目に、契約期間が1か月以上であること。
月額制や都度払いはすでにこの条件を満たしていないので、クーリングオフの対象外ということになります。
(2)契約した金額が税抜5万円以上
二つ目に、契約した金額が税抜5万円以上であること。
これは、それぞれ契約の金額が異なりますので、ご自身の脱毛サロンでの金額が5万円以上であることを確認しましょう。
(3)契約から8日以内に申し出る
三つ目に、契約から8日以内に申し出ることです。
クーリングオフが可能な期間は、契約書面を受け取ってから8日以内と定められています。
9日以上経ってしまうと「中途解約」になり、また手続き方法が異なるので注意しましょう。
クーリングオフの手続き方法は?
クーリングオフは書面でのみ有効です。電話やネットではクーリングオフはできません。
まずは、ハガキを用意しましょう。
(1)消印8日以内にクーリングオフのハガキを特定記録または簡易書留で郵送する
クーリングオフ期間は、契約日を1日目としてカウントするので8日目までの消印が有効になります。
必要事項を記載した書面(はがき)を販売店まで郵送します。普通郵便でも可能ですが、特定記録または簡易書留で郵送しましょう。
◆販売会社(脱毛サロン)宛の記載例
通知書 契約年月日 20××年〇〇月〇〇日 上記契約を解除します。契約金額〇〇〇〇〇〇円を下記銀行口座へ振込をお願い致します。 銀行口座:〇〇銀行〇〇支店 20××年〇〇月〇〇日 |
また、送ったはがきが表裏両面をコピーして5年間保管しておくことも忘れないでください。
(2)クレジットカード支払いをした場合は販売会社と信販会社にも通知する
脱毛サロンの契約金を現金で一括で支払った場合は別ですが、クレジットカードの分割払いやローンで支払っている場合はそちらも止めなければいけません。
そのため、信販会社宛にもはがきを送る必要があるので忘れないようにしてください。
◆販売会社(クレジット会社)宛の記載例
通知書 次の契約を解除します。 契約年月日 20××年〇〇月〇〇日 クレジット会社 〇〇〇〇株式会社 20××年〇〇月〇〇日 |
はがきを送るのを忘れないようにしましょう。
よく忘れる人が多いので注意してくださいね。
(3)支払ったお金が返金されているかどうか確認する
クーリングオフの手続きを済ませてから実際にお金が返金されるのには、2~3週間が目安となっています。
返金は銀行振込にて行われ、店舗で現金を受け取ることはできません。このとき、銀行振込の際にかかる手数料はこちらで負担しなければなりません。
3週間以上経っても返金が確認できない場合は、店舗または消費生活センターに連絡してみましょう。
クーリングオフ、中途解約についての詳しい説明は、『脱毛契約をクーリングオフする方法と条件。注意やよくある質問も解説』でわかりやすく解説しています。
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脱毛契約をクーリングオフする方法と条件。注意やよくある質問も解説
脱毛契約をなかったことにする「クーリングオフ制度」の手順や返金の流れについてわかりやすく解説しています。 難しそうな手続きですが、手順通りに進めていけばクーリングオフできますので、お役立てくださいね。 ...
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まとめ
脱毛サロンのしつこい勧誘の断り方で大切なのは、ハッキリと物事を伝える姿勢です。
ハッキリと物事を断り切れない人は、
「でもやめます」「やめときます」
「今度にします」「考えておきます」
と勧誘する側に対してダメージのない言葉を選びがちですが、毅然とした姿勢でハッキリと断りましょう。
自分に合ったサロンで満足のいく脱毛をするためにしっかりと見極めて判断してくださいね。