銀座カラーでは、現在「全身脱毛6回プラン」と「全身脱毛6回プラン+無期限メンテナンス」の2コースが選べますが、ここでは現在の2プランの解約方法にくわえて、過去に契約できた「8ヵ月卒業プラン」「全身脱毛6回・12回・脱毛し放題」のコースについての解約方法もご紹介しています。
引っ越しやお金の問題、他サロンへの乗り換えなど、解約したい理由は人それぞれ。
銀座カラーでは、契約後まだ一度も通っていない場合はもちろん、コースの途中でもいつでも好きなときに、理由を問わず無条件で解約できます。
このページでは、公式サイトには一切書かれていない情報
を大公開しています。
中には解約したらかなり損してしまうパターンもあるので、最後まで読んでからじっくり検討してみてくださいね。
解約したらいくら返金してもらえる?を詳しく見る
銀座カラーの解約方法は?
銀座カラーを解約する方法は3つあります。
2.店舗で手続き
3.書面で通知
どの手段でも解約できますが、通っている店舗で解約を伝えるのはなんとなく気まずいし、書面は書いたり郵送したりが面倒くさいし…
というわけでオススメなのは断然、
コールセンターに電話して解約
です!
これから、電話・店舗・書面のそれぞれの解約方法についてくわしく説明していきますね。
解約は電話がオススメ
銀座カラーのコールセンターに電話して解約したい旨を伝えると、その場で返金される金額や詳しい計算方法、返金の振込予定日まで教えてもらえます。
この方法が一番ラクチン。
電話解約に必要なもの
電話での解約をよりスムーズに手続きを済ませるために、手元に、
・返金を受け取る銀行口座の通帳やカード
・支払いをしている銀行口座やクレジットカード、信販会社との契約書
を用意しておくとよいでしょう。
電話した後は、解約のための書類が自宅に送られてくるので、それに必要事項を記入して返送してください。
電話解約は引き留められる?
銀座カラーを解約する時、電話口では必ずといっていいほど「解約理由」を聞かれます。
やめると決めたのにわざわざ理由を言うのはイヤだなあ…と思ってしまいますが、サロン側もサービス向上のために解約理由が知っておきたいと思うものなので、仕方ないですね…。
解約時の引き留めや勧誘は基本的にはありませんが、
- 「効果がない」
- 「予約がとれない」
- 「スタッフの態度が悪い」
などの理由では引き留められてしまう可能性もあるので、
- 「お金の都合がつかなくなった」
- 「銀座カラーの店舗が1軒もない田舎や海外に引っ越す」
など、引き留めようのない理由を伝えるとよりスムーズでしょう。
月額(ローン)払いを続けている場合は、銀座カラーだけでなく、ローン会社やクレジット会社にも連絡する必要があります。
店舗で解約する場合の注意点
解約は店舗でも可能ですが、イキナリ行かずに解約したい旨を店舗に伝え、その手続きのための予約を入れましょう。
店舗解約で必要なもの
店舗に出向くときは、
・銀座カラーの会員カードや契約書類
・返金を受け取る銀行口座の通帳やカード
・支払いをしている銀行口座やクレジットカード会社、信販会社との契約書
これらとともに、予約したときに必要といわれたものがあればそれも持参すればスムーズです。
店舗解約は引き留められる?
解約理由によっては、多少引き留められる可能性はあるかもしれません。
気持ちがグラついてしまいそうな人には電話での解約がおすすめですが、店舗で解約する場合も上で紹介した、
- 「お金の都合がつかなくなった」
- 「銀座カラーの店舗が1軒もない田舎や海外に引っ越す」
のような、相手が引き留めにくい解約理由を伝えるとスムーズです。
書面で解約を通知することもできるけど…
電話や店舗で解約する以外に、書面で通知する方法もあります。
その場合は銀座カラーと、(支払いを続けている場合は)クレジットカード会社や信販会社に解約通知書を送ります。
解約通知書に書くことは?
・契約を解約したいという意思表示
・解約したい契約の内容(コース名など)
・契約年月日
・契約金額
・販売会社名
・契約店舗名、担当者名
・返金額
・住所氏名
・書類作成日
作成した書面は、簡易書留や特定記録をつけるなど、受け取りの記録が残る方法で相手に送り、書面は宛先も含めてコピーして控えを残しておきます。
内容証明郵便であれば、郵便局で通知書の内容まで記録してくれるので安心です。
書面解約のメリットは?
解約を拒否されたり、電話がつながらない場合は書面で…ということになってしまいますが、銀座カラーでそういったことはまず考えられないので、特別な理由がなければやはり電話や店舗での解約でOK。
書面での解約は、「解約理由を聞かれない(言わずに済む)」というのが唯一のメリットでしょう。
クーリングオフ期間に解約する場合は書面が必要
書面での解約は面倒だから電話や店舗で、とお伝えしましたが、クーリングオフ期間内(契約日から8日以内)にクーリングオフ制度を利用して解約する場合は書類の作成が必要です。
クーリングオフの書面の書き方や手続き方法については、『脱毛契約をクーリングオフする方法』でくわしく説明しています。
銀座カラーを解約したら、手数料や違約金を取られる?
ですが、通常解約なら手数料が発生します。でも、改めてお金を支払うということはなく、返金額から差し引かれるので安心してくださいね。
銀座カラーを解約する場合、契約日から8日以内のクーリングオフ期間中であれば違約金や手数料は発生しません。
ただし9日以降になると、たとえ施術を一度も受けていなくても「中途解約」にあたるため、所定の手数料がかかってしまいます。
- クーリングオフの適用条件は?
- 中途解約の手数料ってなに?どれくらいかかるの?
について、これから説明していきますね。
クーリングオフ期間中なら手数料はゼロ!
クーリングオフとは、いったん交わした契約を無効にして、はじめから「なかったこと」にできる制度です。
契約そのものを「なかったこと」にできるので、当然支払ったお金は全額返金されますし、手数料や違約金を取られることもありません。
返金の際の振込手数料も、業者(銀座カラー)が負担します。
ただし、どんな契約でも「なかったこと」にできるわけではなく、下記の条件に当てはまった場合しかこの制度は利用できません。
・契約日から8日以内
・契約期間が1ヶ月以上
・金額が総額5万円を超える
この3つの条件に当てはまれば、契約を無効にできます。
銀座カラーの場合はどのコースも1ヶ月以上、金額は5万円を超えているので、「契約日から8日以内」であれば無条件で全額返金を受けられる、ということになりますね。
中途解約しても違約金はナシ。でも手数料はかかります
契約日から9日以上が過ぎてしまった場合は、たとえ一度も施術を受けていなくても、残念ながらクーリングオフは使えず「中途解約」ということになります。
ただし違約金などが発生することはなく、これまで施術を受けた回数分の料金と(未施術ならゼロ円)、法律で定められたとおりの解約手数料さえ払えばいつでも解約できるので安心しましょう。
解約手数料は、
2万円または契約残額(未施術の脱毛料金)の10%に相当する額のいずれか低い額
になります。
解約したらいくら返金してもらえる?
契約日から8日以内のクーリングオフ期間なら全額返金されますが、ここではクーリングオフ期間を過ぎてから解約する場合の返金額について、くわしく見ていきます。
銀座カラーを中途解約した場合、今まで受けた回数分の脱毛料金と、解約手数料を差し引いた金額が返金されます。
つまり、
ということになります。
返金の金額は脱毛プランごとに異なるので、ご自身で契約された脱毛プランでご確認ください。
また、
こちらもチェックしておきましょう。
全身脱毛6回プランの場合
6回コースの場合は、コースの総額を回数で割れば1回あたりの料金がわかるので、それをもとに計算していきます。
例1)6回コースを2回通って解約する場合
全身脱毛6回でコース金額93,000円を払ったものの、2回通ってやめたい場合の計算方法です。
このコースの場合、脱毛1回あたりの料金は93,000円÷6回=15,500円
ということになり、
解約手数料は「2万円または未施術の脱毛料金の10%に相当する額のいずれか低い額」なので、
15,500円×4回=62,000円の10%で6,200円。
2万円より低いので、こちらが解約手数料ということになります。
つまり、
そこからさらに振込手数料648円が差し引かれ、55,152円を返金額として受け取れるということになります。
全身脱毛6回プラン+無期限メンテナンスの場合
全身脱毛6回プラン+無期限メンテナンスは、いわば「通い放題プラン」で、シンプルに総額を回数で割った分で計算できません。
まず、銀座カラーでは脱毛回数が増えるごとに間隔があいていきます。
これは、銀座カラーに問わずなんですが、脱毛の回数が増えれば増えるほど生えてくる毛の本数が少なくなり、毛の成長スピードが遅くなるので、頻繁に脱毛照射したところで意味がないからです。
意味ないですよね…。
まずは、回数ごとの周期を見てください。
回数 | 周期 |
1〜3回目 | 1ヶ月 |
4〜8回目 | 2ヶ月 |
9〜12回目 | 3ヶ月 |
13・14回目 | 4ヶ月 |
15回目〜 | 5ヶ月 |
次に1年ごとに何回受けられるかも確認してみましょう。
年数 | 回数 |
1年目 | 7回(7回目終了) |
2年目 | 4回(11回目終了) |
3年目 | 3回(14回目終了) |
4年目 | 3回(17回目終了) |
5年目 | 2回(19回目終了) |
3年目以降は返金対応がないことになります。
- 契約期間(保証期間)は2年
- 保証期間の2年間で通えるのは最大で11回
- 1年ごとに更新すれば無期限で施術を受けられる
保証期間の2年間で通えるのは最大で11回。
無期限メンテナンスつき398,091円のコースを契約した場合、保証期間内11回で1回あたりの料金を計算をすると36,190円と、回数制よりかなり高額です。
なので、たとえば6回通ってやめようと思った場合は、
さらに振込手数料648円が差し引かれ、162,103円が返金されることになります。
更新を忘れずに、最低でも19回は通いたいですね。
8か月卒業プランの場合
8か月卒業プランの基本回数は6回ですが1年間メンテナンスを利用すれば最大で12回受けられ、1回あたりの料金は20,666円になります。
248,000円÷12回=20,666円
ここでは、2回通って残り最大10回分を残した状態で解約する場合を計算してみましょう。
20,666円×10回=206,660円
この金額分が残ったことになりますね。
解約手数料は「2万円または未施術の脱毛料金の10%に相当する額のいずれか低い額」なので、比べて見ると、
206,660円の10%は20,666円
なので2万円より高くなります。
よって、解約手数料は20,000円。
つまり、
そこからさらに振込手数料648円が差し引かれ、
186,668円-648円=186,020円
186,020円が返金額となります。
6回コース・12回コースの場合
6回コース、12回コースの場合は、コースの総額を回数で割れば1回あたりの料金がわかるので、それをもとに計算していきます。
例1)6回コースを2回通って解約する場合
全身脱毛6回でコース金額99,000円を払ったものの、2回通ってやめたい場合の計算方法です。
このコースの場合、脱毛1回あたりの料金は99,000円÷6回=16,500円
ということになり、
解約手数料は「2万円または未施術の脱毛料金の10%に相当する額のいずれか低い額」なので、
16,500円×4回=66,000円の10%で6,600円。
2万円より低いので、こちらが解約手数料ということになります。
つまり、
そこからさらに振込手数料648円が差し引かれ、58,752円を返金額として受け取れるということになります。
例2)12回コースを9回通って解約する場合
次に、全身脱毛12回でコース金額195,000円を払ったものの、9回通ってやめたい場合で計算してみましょう。
・1回あたりの脱毛料金は…
195,000円÷12回=16,250円
・解約手数料は…
16,250円×3回×0.1=4,875円
43,875円からさらに振込手数料の648円が差し引かれ、43,227円が返金されます。
脱毛し放題コースの場合
6回コースや12回コースはその回数で割ればいいので簡単でしたが、問題なのが脱毛し放題コースの場合です。
コース金額をいくらで割ればいいの?ということになりますが、実は銀座カラーの脱毛し放題は、
- 契約期間(保証期間)は2年
- 保証期間の2年間で通えるのは最大で12回
- 1年ごとに更新すれば無期限で施術を受けられる
という内容のコースなんです。
保証期間の2年間で通えるのは最大で12回。そのため、コース金額を12回で割った金額が、1回あたりの施術料金ということになります。
脱毛し放題389,000円のコースを契約した場合、1回あたりの料金は…
389,000円÷12回=32,416円!
と、回数制よりかなり高額になってしまいます。
なので、たとえば6回通ってやめようと思った場合は、
さらに振込手数料648円が差し引かれ、174,360円が返金されることになります。
はじめから6回コースで契約しておけば99,000円で済んだところが、脱毛し放題コースで施術を6回受けて解約した場合は、同じ施術回数にもかかわらず214,640円もお金を使ったことになってしまい、結果としてかなり損をすることに…。
ちなみに、脱毛し放題コースで12回以上通っているなら返金額はゼロになってしまうので、解約せずに通い続けたほうがオトクということになります。
月額(分割ローン)払いの場合はどうなるの?
銀座カラーは特殊な「月額払い」というシステムがあり、分割ローンで毎月決められた金額を支払っている人も多いと思います。
この場合はどうなるのでしょう?
まず、自分が利用した分の支払いがまだ済んでいない場合は(例えば6回コースで16,500円分の施術を1回受けたけど、3,300円の月額料金を1ヶ月分しか払っていない状態など)、解約手数料に加えて施術を受けた回数分の料金のうち足りない分を支払う必要があります。
また、11回以上の分割で支払っている場合は「分割手数料」がかかっているはずなので、それもふまえた返金額(または支払い額)になります。
各種キャンペーンを利用して割引を受けた場合も、それに応じた返金額になります。
そのため、解約した場合の返金額は、それぞれの契約状況によって変わってきます。
上記の計算式を目安にしつつ、正確な金額が知りたい場合はコールセンターなどで確認してみてくださいね。
脱毛サロンの返金は法律で規定されている
上でも少し触れていますが、これまで見てきた銀座カラーの返金については実は法定通りのもので、銀座カラーが特別に自社の返金ルールを設定しているわけではありません。
つまり銀座カラーに限らず、どのサロンでも解約した場合は基本的には上記のような返金が受けられるということになります。
「未施術の脱毛料金の10%(上限2万円)」という解約手数料も法律に基づいたもので、銀座カラーが独自にボッタクリをしているわけではないので安心してください。
もしも脱毛サロンで法定通りの返金が受けられない場合は、消費生活センターなどに相談しましょう。
7.中途解約(法第49条)
消費者は、クーリング・オフ期間の経過後においても、将来に向かって特定継続的役務提供など契約(関連商品の販売契約を含む)を解除(中途解約)することができます。その際、事業者が消費者に対して請求し得る損害賠償などの額の上限は、以下の通りです(それ以上の額をすでに受け取っている場合には、残額を返還しなければなりません) 。
エステティック
2万円または契約残額※の10%に相当する額のいずれか低い額
引用:特定商取引ガイド
返金はいつ受け取れるの?
解約手続きが全て完了すれば、だいたい2~3週間後に指定の口座に振り込まれます。
3週間を過ぎても入金されない場合は、銀座カラーに確認してみてください。
途中でコースを変更する場合も、いったん解約→再契約が必要
例外として、これからも銀座カラーに通い続けるにもかかわらず、いったん解約手続きが必要になる場合もあります。
たとえば、「自分が契約したときより安いプランが登場したからそっちに切り替えたい」という場合や、「回数制のコースをやめて無制限コースに切り替えたい」といった場合です。
コースを自由に変更できると良いのですが、こうした場合はいったんコースを解約して新しいコースで再契約という形になります。
脱毛サロンを途中で解約するときの疑問を解決しておきたい方は、『脱毛サロンをスムーズに解約するための理由は?解約金はかかるの?』を参考にしてください。
まとめ
銀座カラーの解約手続きや、コースの解約でいくら返金されるのかを具体的に見てきました。
- 解約はコールセンターに電話が断然おすすめ!
- 返金額は<支払い金額-自分が利用した回数分の施術料金-解約手数料>
- 脱毛し放題コースの場合、中途解約はかなりコスパが悪い
- 月額(分割)払いを利用している場合、支払い状況によっては返金額より未払い額が多くなる場合もある
これらをふまえて、解約を検討してみましょう!
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