生理終わりかけだと脱毛できる？キャンセルすべき？ベストな対応とは



脱毛サロンの予約した日が迫ってきているけどまだ生理が終わりそうにない時、脱毛1回分を無駄にしてでもキャンセルすべきなのか、それとも脱毛に行っても良いのかと迷うところですよね。

VIOやヒップ以外の箇所であれば脱毛の施術が可能なサロンもあれば、生理の終わりかけであっても全ての箇所の脱毛ができないサロンもありますし、当日でもキャンセル料が発生しない脱毛サロンもあります。

ここでは、

について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

生理終わりかけは脱毛に行っても良いの？

生理の終わり頃2〜3日は膣内に残っている経血が出ている状態で、1〜3日目に比べ経血の量も出血する頻度も少なくなる頃です。人によっては4日目以降、早い人では3日を過ぎれば徐々に経血量が減るため「この程度なら脱毛行ってもいいかも？」と悩みます。

ですが、少量でも経血が確認できる間は「生理中」に等しい状態です。生理が完全に終わったと言えるのは、経血の混じったおりものが確認できなくなる頃です。

生理時の脱毛サロンの対応は、下記の3パターンがあります。

痛み止めを服用している場合は、全身脱毛不可のこともあります。

「終わらなさそう」と思った時点で予約変更の連絡や、VIO・ヒップ以外の施術ならしてもらえる脱毛サロンであれば必ず申告してください。

生理を早く終わらせる方法

生理終わりかけの状態から早く生理を終わらせる方法に、膣内洗浄液を使って洗う方法があります。膣内に残っている経血を洗い流し、ダラダラと続く経血の混じったおりものを終わらせるのに効果があります。

ただし、生理1〜3日目の子宮内から経血が剥がれ落ちている時の使用は控えるようにしてください。子宮、膣内に細菌が入り他の病気の原因になる恐れがあります。

また、生理を早く終わらせようとウォッシュレットのビデ機能を使う人がいますが、これもNGです。ビデは膣内を直接洗うのが目的でなく、VIO周辺を優しく洗い清潔に保つことを目的とされています。ビデから出る水は水道水ですので、膣内を洗浄してしまうと細菌が繁殖する可能性があります。

各脱毛サロンの生理終わりかけの対応は？

生理の終わりかけはまだ生理中です。大手脱毛サロンの生理中の対応とキャンセル・予約変更方法をご紹介します。

生理中は脱毛を控えるべき理由とは？

生理中にVIO・ヒップ周辺の脱毛ができないのは理解できますが、それ以外の脱毛もできないのはなぜでしょうか？

生理前後は急激なホルモン分泌の変化が起こります。生理前は、黄体ホルモン（プロゲステロン）という卵を育て守るホルモンが分泌されていますが、受精されていないことがわかると新しい卵を育てる為に卵胞ホルモン（プロゲステロン）の分泌に切り替わります。この卵胞ホルモンの分泌によって生理が始まるのですが、同時に体温の低下や貧血、生理痛、頭痛、気分の落ち込みなど体の不調が現れます。

体のコントロールがガラッと変わるとてもナイーブな時期で、脱毛の効果が感じられにくくなったり、肌が普段より敏感になっているので痛みや肌トラブルを起こしやすくなっています。

脱毛サロンでは医療介入ができないので、何らかのトラブルが起こっでもすぐ対応できません。これらの事情から、VIO・ヒップ周辺以外の脱毛も全てお断りというサロンが多いのです。

とはいえ、脱毛サロンのフラッシュ照射レベルは人体に害が及ばないごく弱い安全ものなので、生理中でもVIO・ヒップ周辺以外の脱毛を行なっている脱毛サロンもたくさんあります。

VIO以外も控えた方が良いの？

生理中でもVIO・ヒップ周辺以外の脱毛を行なっているサロンに通っていても、「やっぱり行かない方がいいかも」と感じる人はキャンセル・予約変更しても問題ありません。

いくらデリケートゾーンの施術はしないにしても、サロン指定の紙パンツへ履き替えるのに抵抗があったり、普段はそんなことなくても生理中は体を触られることに嫌悪感がある人も多いです。

特に次のような人はキャンセルした方が良いかもしれません。

鎮痛剤を飲んでいる場合も脱毛ができないことがありますので、詳しくご紹介します。

痛み止めを飲んでいたら脱毛を控えるべき？

脱毛サロンの注意事項に「薬の服用中は脱毛ができない」と説明されている場合、痛み止めであっても脱毛を受けられないケースがあります。サロンによって見解が異なりますので、コールセンターや店舗へ直接確認してください。

薬を服用している状態で脱毛をした場合、以下のような症状が起こる可能性があります。また、鎮痛剤であれば脱毛が受けられる場合でも、薬の副作用で脱毛効果が弱まる恐れがあるとも言われています。

一番恐れるケースが「光線過敏症」と呼ばれるもので、これは、薬の服用中にフラッシュ照射を浴びることでヤケドのような炎症や水ぶくれが起きてしまう副作用の症状です。痛み止めは光線過敏症が起こりやすい薬と言われています。

次に、痛み止め以外に脱毛を控えた方が良い薬もご紹介します。

脱毛を控えた方が良い薬は？

脱毛を控えた方が良い薬は、以下のようなものが挙げられます。

その他にも常用している薬がある場合はかかりつけのお医者さんへ相談しましょう。反対に、上記の薬を使用しても脱毛に影響のないものもあります。同じくお医者さんや薬剤師さんに相談してください。

生理終了後はいつから脱毛しても良いの？

脱毛のタイミングは、ホルモンの変化が落ち着く生理終了から1週間後（生理初日から2週間後）がベストです。この頃になると体調も良くなり、気分の落ち込みも回復しています。この時期を過ぎ生理1週間前になると、分泌されるホルモンが生理前後と同じように変化していくので、痛みを感じやすくなったり、脱毛効果が薄まる可能性もあります。

脱毛の周期は毛周期に合わせて2ヶ月〜3ヶ月に1回なので、貴重な脱毛時間を無駄にしない為にも普段から生理周期を手帳やアプリで管理しておくのがポイントです。

まとめ

生理終わりかけは生理中と同じ状態です。生理中の脱毛基準は脱毛サロンによって変わるので確認しましょう（▶︎各脱毛サロンの生理終わりかけの対応は？）。

生理中でもVIO・ヒップ周り以外の脱毛ができるサロンでも、体調が優れない、痛み止めを飲んでいる時は控えてくださいね。

VIO・ヒップ周りの施術が進めば、憂鬱な生理も快適になります。自分の生理周期を把握して、スムーズな脱毛プランを組んでいきましょう。

医療脱毛で脱毛完了時期を早めたい人は「サロン脱毛と医療脱毛の違いを比較」を参考にしてください。

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