医療脱毛の効果が出るまでにかかる脱毛回数や期間、1回で得られる効果は毛質によっても異なりますが、脱毛効果が出るまでに必要な回数の目安を知っておくことは重要ですよね。
医療脱毛の効果を感じるまでにかかる期間や、脱毛サロンとの効果の違いなど、よくある疑問点も事前に解決していきましょう。
さらに、効果が出るまでの脱毛回数を部位別に一覧表でまとめているので、こちらも参考にしてください。
医療脱毛で効果が出る回数は?
医療脱毛で効果が出る回数の目安は6回で、1回脱毛しただけでは大きな効果は感じられません。
部位別に脱毛効果が出るまでの回数は違うので、一覧表でも確認していきましょう。
6回で自己処理がすごく楽になる
医療脱毛で自己処理が楽になるほどの効果が感じられるのは、5回〜6回が目安とされています。
前はほぼ毎日ムダ毛処理をしていたので、肌のダメージは格段に減りました。
2ヶ月〜3ヶ月程度で細い毛が数本生えてきます。
その数本を処理するだけなので、現状は大満足しています。[st-kaiwa-5
さらに回数を重ねるとこの数本も生えてこなくなるので、様子を見てまた追加しようと思っています。
医療脱毛は1回だけでは効果が出ない
医療脱毛は、脱毛サロンや家庭用脱毛器と比較しても脱毛効果が高く、永久脱毛ができる脱毛方法です。
ただし、医療脱毛でも1回だけでは大きな脱毛効果は期待できません。
なぜなら、1回の脱毛では体内のすべての毛に医療レーザーをあてることができないからです。
今生えている毛は、毛周期の中の一種類の毛です。
今ある毛の毛根を脱毛処理しても、まだ次の毛周期の毛が眠っています。
そのため、毛周期に合わせて脱毛回数を重ねる必要があるのです。
医療脱毛の効果を最大限得るためには毛周期を考えよう
体毛には「毛周期」があり、図のように第1成長期→第2成長期→退行期→休止期のサイクルが巡っています。
第1成長期、第2成長期が脱毛の施術をするのに適した時期なのですが、時期や部位によって少しずつ毛周期のリズムは異なります。
1回の医療脱毛でレーザーに反応する毛は、体全体の約15〜20%だといわれています。
そのため、1回の施術では医療脱毛の効果が出る体毛はまだ少ないのです。
医療脱毛で効果を最大限得るためには、この毛周期を知った上で脱毛回数を重ねる必要があります。
脱毛をする上で知っておきたい毛周期については、「毛周期の中で一番脱毛効果が高い成長期の期間を見極める方法は?部位別に解説」で詳しく解説しています。
こちらも参考にしてください。
部位別・ツルツルになるまで必要な脱毛回数の目安
部位 | 自己処理しなくても気にならない脱毛回数 | 産毛も気にならなくなる脱毛回数 |
顔 | 約8回 | 10回以上 |
ヒゲ | 約6回 | 8回以上 |
ワキ | 約6回 | 8回以上 |
お腹・背中 | 約5回 | 6回以上 |
腕・脚 | 約6回 | 8回以上 |
お尻 | 約5回 | 6回以上 |
Vライン | 約6回 | 8回以上 |
I・Oライン | 約8回 | 10回以上 |
医療脱毛で効果が出るまでにかかる期間は?
医療脱毛で効果が出るまでにかかる期間は、約1年です。
なぜ1年かかるのか、詳しく解説していきます。
医療脱毛の効果が出るまでの期間は約1年
医療脱毛で自己処理が楽になるほどの効果が感じられるのは、5回〜6回が目安ですが、この5回〜6回の施術が終了するまでには約1年かかります。
なぜなら、体毛が生え変わる平均的な周期は2ヶ月〜3ヶ月で、成長期の毛は全体の約20%です。
そのため、一度脱毛をしたあとは、2ヶ月〜3ヶ月の期間を空ける必要があります。
この期間を空けずにすぐにまた脱毛をすると、成長期の体毛が少ない状態なので、一回の脱毛で得られる効果が弱まり、もったいないのです。
医療脱毛6回終了後の脱毛効果は?体験者が写真付きで解説
まず、契約前のカウンセリングでは
「体毛が濃い人は最初から6回より多めに設定した方がお得ですが、そこまで毛が濃いわけではないので6回コースで様子を見るのがおすすめ」
と案内されました。
私は髪の毛は多い方ですが、まつげは短いです。
体毛は特に濃いわけでもなく、かといって少ないわけでもありませんでした。
いろいろとリサーチして、当時6回コースがお得だったこともあり、6回分の契約をしました。
最後に脱毛をしてから約一年半経ちましたが、現在の状態を写真付きで解説します。
2ヶ月はムダ毛処理しなくても大丈夫
現状は、2ヶ月はムダ毛処理をしなくても大丈夫です。
写真は最後にムダ毛処理をしてから約1ヶ月程度の状態です。
よく見ると細い毛が少しだけ生え始めているのですが、数える程度で、まだほとんど見えません。
こんな状態なので、冬場は特に自己処理をする必要がなくなりました。
前はほぼ毎日ムダ毛処理をしていましたが、基本的にシェーバーを使わなくなったので、肌のダメージも格段に減っています。
2ヶ月〜3ヶ月経つと数本生えてくる
ムダ毛処理をしてから2ヶ月〜3ヶ月経つと、細い毛が数本生えてきます。
写真の赤マル部分をよく見ると細い毛が生えているのですが、これです。
こういった細い毛が生えてきた場所は、部分的に電気シェーバーでムダ毛処理しています。
今、6回の医療脱毛を終えて感じるのは、脱毛施術時の照射があたりにくい部分からこういった毛が生えてきていることです。
他の部分はもう自己処理していないところもあるので、毛の濃さや、しっかりレーザーがあたっているかどうかも施術後の経過に影響すると思います。
私も脱毛の回数を重ねてから気がつきましたが、施術者も人間なので、人によって丁寧さが違います。
もし、より丁寧に施術してくれる人に出会えたら、可能であればスタッフを指名して予約するのも手だと思います。
ただ、こうした数本を気がついたら自己処理する状態なので、手間も減って肌質も改善して、脱毛効果にはとても満足しています。
産毛は生えているけど見えない
肉眼でよく見ると、産毛は生えているのですが、ほぼ見えません。
毛の色が白というか透明に見えて、自然光にあててよく見ると生えている程度です。
回数を重ねるとこの産毛も生えにくくなるようですが、私は気になっていません。
現状のレポートが参考になれば嬉しいです。
医療脱毛の効果についてよくある質問
最後に、医療脱毛の効果についてよくある質問をまとめました。
医療脱毛は永久脱毛になるの?
医療脱毛は永久脱毛になります。
永久脱毛は脱毛効果が高く、医師のいるクリニック・病院のみで施術できます。
ただし、最後に脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であることが、永久脱毛の定義です。
そのため、一本も生えないことが永久脱毛ではありません。
永久脱毛については、「『永久脱毛』と『脱毛』の違いを解説|脱毛する目的によって脱毛方法を選びましょう」で詳しく解説しています。
こちらも参考にしてください。
脱毛サロンと医療脱毛の効果はどう違うの?
医療脱毛では永久脱毛ができて、脱毛サロンでは永久脱毛ができません。
脱毛方式も、脱毛効果も違います。
脱毛サロンではフラッシュ(光)を使った施術のため、期待できるのは抑毛効果です。
一方で、医師のいるクリニック・病院のみで施術できる医療脱毛は、レーザーを使った施術のため1回の施術で得られる脱毛効果が高く、永久脱毛ができます。
脱毛方法による違いやメリット・デメリットについては、「脱毛・除毛・抑毛の違いは何?それぞれの特徴、メリット、デメリットを解説します」で詳しく解説しています。
こちらも参考にしてください。
男性も医療脱毛できるの?
男性も医療脱毛ができるクリニックは多数あります。
医療脱毛は毛が濃いヒゲや、剛毛にも効果が高いため、最近ではメンズ専門の脱毛クリニックも増えてきています。
男性におすすめの永久脱毛ができるクリニックについては、「メンズ永久脱毛のクリニックおすすめ3選の料金・口コミを徹底比較」で紹介しています。
こちらも参考にしてください。
医療脱毛の痛みはどのくらい?
医療脱毛の痛みは、腕やお腹・背中などの比較的毛が薄い部位はほぼ感じません。
VIOや、男性ならヒゲなどの毛が濃い部位は、ジリッと毛が燃えるような感覚と、ゴムで弾かれたような痛みを感じることがあります。
医療脱毛は脱毛サロンに比べると脱毛効果が高い分、刺激を感じやすいです。
ただ、VIOはやっぱり少し痛いので、覚悟をしながら施術してもらっていました。
永久脱毛の痛みについては、「永久脱毛はどのくらい痛い?脱毛方法別・部位別の痛みを徹底解説」でも詳しく解説しています。
こちらも参考にしてください。
まとめ
医療脱毛は医師がいるクリニック・病院のみでできる脱毛方法のため効果が高く、経験した結果選んでよかったと感じています。
脱毛サロンに比べると料金は高いですが、なんといっても脱毛6回だけでここまでムダ毛処理をする必要がなくなっているので、早くて確かな脱毛効果です。
医療脱毛6回終了時の経過を参考に、脱毛について検討してみてください。