膝下脱毛や膝上脱毛をしても膝(頭)だけはキレイに脱毛できないことがありませんか?
これは個人差によるものではありません。
もともと膝周りのムダ毛は脱毛の効果が出にくいのです。
でも、膝周りだけムダ毛が残っているのも恥ずかしいですよね。
そこで今回は、
について詳しく解説しますので、ぜひ、参考にしてください。
膝の脱毛効果が出にくい3つの原因とは?
膝の脱毛効果が出にくい原因は、主に次の3つです。
【1】膝頭の皮膚は乾燥している
膝周りは、立ち上がったり座ったりする際に床と接触する頻度が高いので、床との摩擦により乾燥してカサカサになりやすい部位です。
でも、膝頭はカサカサになっても痛みを感じたりしないので気にしないことが多いのです。
保湿をせずに放っておくと、脱毛効果を下げる原因につながってしまいます。
そのため、定期的にサロンで脱毛してもらっても、いまいち効果が感じられないのです。
【2】膝頭の皮膚は分厚い
膝は、こすれたり物に当たったりする頻度が高く、また、よく動かして使う部分なので、他の部位より皮膚が厚くなっています。
皮膚が厚いと脱毛のフラッシュやレーザー脱毛のレーザーが毛根まで届きにくいので、効果が得られにくくなります。
そのため、膝に生えている毛は、細くて柔らかくても、毛根が分厚い皮膚に覆われているので減毛することが難しいのです。
【3】膝頭には色素が沈着している
膝周辺の皮膚は、茶褐色になっていたり、黒ずみが発生したりしやすい場所です。
これは立ったり座ったりを繰り返すときに、膝が床などとこすれてしまうからです。
光脱毛やレーザー脱毛は、光を毛根の黒い部分に集めて熱くすることで毛を生えにくくするものです。
したがって、肌の色が黒いと、毛根に当たるはずの光が皮膚に当たってしまい、十分な脱毛効果を得ることができません。
反対に、肌が白い部位はしっかりと毛根に光を照射できるので、脱毛効果がしっかりと表れるのです。
膝の脱毛効果をアップさせる3つの方法とは?
膝は他の部位より脱毛の効果が出にくい部分ですが、次のような対策を行うことによって脱毛の効果をアップさせることができます。
それぞれの方法を解説していきます。
膝を保湿する
膝頭の脱毛効果を上げるには、まずは乾燥を防ぐ保湿が一番です。
膝周りはもともと皮脂の分泌量が少なく、乾燥しやすい部位。
放っておくと一年中カサカサのままになってしまいます。
ボディローションやクリームなどを使って、毎日保湿するようにしましょう。
保湿は皮膚が柔らかくなっているお風呂上がりが最適です。
毛穴が開いた状態のときにお手入れすることで、保湿成分が皮膚の奥の方まで浸透します。
乾燥がひどく、白っぽい粉を吹いている場合は、保湿パックもオススメです。
保湿パックの手順は、
(1)顔用に使っている化粧水をコットンにたっぷりと染み込ませ、膝周りにあてて放置する
(2)数分放置した後に、乳液または油分の入ったボディクリームを膝全体に塗りこむ
だけです。
脱毛前後の保湿クリームの選び方についてはこちらでも詳しく解説していますので参考にしてください。
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膝頭を2週間に1度ピーリングする
膝の古い角質を除去したり、色素沈着を改善するためには、ピーリングが最適です。
ピーリングとは、スクラブ入りのジェルなどのピーリング剤を使って皮膚を柔らかくし、古い角質を剥がし落とす美容法です。
肌がカサついてターンオーバー機能(皮膚の生まれ変わりのサイクル)が弱まっていると、古い角質が剥がれ落ちないので、皮膚が厚くなってしまいます。
厚くて硬くなった皮膚に保湿ローションを染み込ませても浸透力が悪いため、十分な保湿効果を得られません。
なので、保湿により膝の脱毛効果を高めたいときには、定期的に膝頭をピーリングするのをオススメします。
ピーリング剤には、
- ピーリング石鹸
- ジェル
- 美容液
など様々な種類があります。
ピーリング石鹸は、石けんを泡立ててピーリングしたい部位を洗うだけで古い角質を除去できるものです。
ジェルは、肌に塗ってこするだけで角質を除去できるので、初心者でも使いやすいピーリング材です。
美容液はジェルと似ていますが、角質を無理やりはがすものではなく、膝頭を角質ができにくい肌にすることができます。
膝をピンポイントでピーリングする場合には、ジェルが一番おすすめです。
ジェルをつけてこするときは、あまり力を入れずに優しくマッサージするように角質を剥がしていきましょう。
肌のターンオーバー機能を高める
保湿やピーリングを効果的に行うためには、肌のターンオーバー機能を高めることも重要です。
肌のターンオーバー機能とは、皮膚の生まれ変わりのサイクルのことです。
このサイクルを正常に保つことができていれば、古い角質がたまった肌や色素沈着した肌でもツルツルの肌に生まれ変わります。
肌のターンオーバー機能を高めるには、例えば、ジョギングや散歩などの適度な運動がオススメです。
適度な運動により、身体の血行がよくなって代謝も上がるので、肌のターンオーバー機能を活性化できます。
また、運動のほか、
- 入浴時の湯船の中でのマッサージ
- 栄養バランスの取れた食事
- 十分な睡眠
- ストレス発散
によってもターンオーバー機能を改善できます。
とくに睡眠は大切で、夜眠っている時間帯が一番、新陳代謝が活発に行われるのです。
慢性的な睡眠不足や昼夜逆転の生活をしている人は、睡眠時間の見直しも必要ですよ。
寝ている間に分泌される成長ホルモンによって傷ついた肌が修復されるため、質のよい睡眠をとるようにしましょう。
なお、就寝前の1時間は、パソコン、テレビ、スマホなどを見ないことで睡眠の質を高めることができます。
膝のムダ毛を自宅ケアするときの注意点とは?
脱毛サロンやクリニックで脱毛をしていても、膝の部分は脱毛効果がなかなか感じられないので、膝頭のムダ毛がつい気になって自己処理したくなるときもありますよね。
しかし、膝頭は丸くて剃りにくいうえに面積も小さいので、毛抜きで処理していませんか?
毛抜きでムダ毛を引き抜くと、埋没毛や毛穴の炎症の原因となるので注意が必要です。
また、毛抜き処理が原因で毛周期が乱れてサロンに通っても脱毛効果が実感できないこともあるので、毛抜き処理はNGです。
なお、サロンやクリニックでの脱毛前に行う自己処理では、肌を傷めにくい電子シェーバーなどを使って処理しましょう。
ここでも、毛抜きやカミソリは使わないでください。
せっかく保湿やピーリングをしても、肌を痛めてしまうと色素沈着の原因になります。
色素が沈着すると、脱毛効果が薄れてしまうのでもったいないですよね。
また、外出時には、膝下や膝上だけではなく、膝周りも忘れずに日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。
膝周りは摩擦などで色素沈着を起こしやすい部位ですが、色素沈着は紫外線によっても起こります。
色素沈着がひどくならないように、UV対策もしっかりとしましょう。
埋没毛の対策については、「自己処理を続けると『埋没毛(埋もれ毛)』になる?対策・予防法を徹底解説」で詳しく解説しています。
こちらも参考にしてください。
まとめ
膝は、
- 乾燥
- 皮膚の厚さ
- 色素沈着
などによって、他の部位より脱毛効果が表れにくいです。
そのため、
『毎日の保湿』
『2週間に1度のピーリング』
が大切です。
早く脱毛効果を出すためにも、ご紹介した脱毛サロンのスタッフ直伝のお手入れをぜひ試してみてくださいね。
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