家庭用脱毛器は出力によっても脱毛効果が変わるので、その点も見落とさないようにチェックしていきましょう。
さらに、家庭用脱毛器の効果を脱毛サロン・医療脱毛と比較するとどの程度違いがあるのかについてもまとめています。
ここでは、
について解説していきます。
家庭用脱毛器の効果は?どのくらいの期間でどこまで毛が薄くなるの?
痛くない脱毛をしたいAさんと、強い出力で早く効果を出したいBさん。
それぞれの毛が薄くなるまでの期間と、脱毛効果を比較してみました。
その結果は…?
どのくらいの期間でどこまで毛が薄くなる?
家庭用脱毛器は照射レベルを自分で調整できるのが魅力ですよね。
脱毛効果を感じられるまでの期間は、その照射レベルによっても変わってきます。
家庭用脱毛器の口コミを調査すると、1ヶ月程度で毛が薄くなってきたと感じている人が多い傾向にありましたが、具体的には照射レベルの違いによってどのくらいの差があるのでしょうか。
痛くない脱毛をしたいAさんと、強い出力で早く効果を出したいBさんの脱毛期間を比較してみましょう。
(1)痛くない脱毛をしたいAさんの場合
痛くない脱毛をしたいAさん(20代女性)は、比較的痛みが少ない光(フラッシュ)方式の「ケノン」で脱毛しています。
意外と即効でした!
毛が生えてこなくなるまで半年くらいかかるんだろうな~~と思っていました。
購入してからもう少しで2ヶ月ですが、腕と指は2回目から1ヶ月放置していても生えてきてません。
(エクストラを装着、初回からずっとLevel5で2週1回のペースで3回やりました。)
◎1回目→毛が生えてくるまでの時間が延びた。
剃っていた時は4~5日でまた生えていましたが、1回目の脱毛で私の場合2週間は毛が出てきませんでした!
◎2回目→毛が薄くなっている!
2回目を終えてから2週間後に毛は生えてきましたが濃い毛は薄くなっていました。
しかもここで足よりも毛が薄かった腕と指は、完全に毛穴も見えず毛も生えてなかったので、3回目は足だけに。
Aさんは2週間に1回のペースでケノンの照射レベル5で脱毛した結果、2ヶ月後には毛が薄くなっている効果を感じています。
ケノンは照射レベルを1〜10まで調整できるので、照射レベルを上げれば更に効果がアップするかもしれません。
家庭用脱毛器なら2週間に1回という短期間で脱毛ができるので、光(フラッシュ)方式でも比較的早く効果が感じられるようです。
※実際にケノンを使用した人のレビューを参考にしています。
(2)強い出力で早く効果を出したいBさんの場合
強い出力で早く効果を出したいBさん(30代女性)は、レーザー方式の「トリア」で脱毛しています。
トリアを始めて約1ヶ月が経ちました。
私は、毛が太くて多くて1つの毛穴から3本同時に生えているのは当たり前の毛深さでした。
脱毛エステにも行ってましたが、お店では2ヶ月に1度でほとんど効果なし!
もう何年もかけて毛をなくすなんて待てないよ!!と毎日イラ立ってましたが、ネットでトリアを発見して即購入!
早く毛をなくしたいので、始めから痛いのを覚悟でレベル5でしかやりませんでした。
1日1パーツと決めて、1パーツ充電が切れるまでレベル5で約680発やりました。
もちろん冷やしながらです。
VとIはかなり痛かったけど、1回で効果を感じました!!
2回やったところで、毛が生えてくるのが遅くなりました。
みんなは口周りや指の毛は痛くないと書いてあるけど、私は痛かった。
でも、この毛がなくなると思えば頑張れます!
効果を早く得たい方は始めからレベル5でやったほうが1ヶ月で毛の良が3分の2は減ります。
かれこれ1ヶ月たった今、Vラインはきれいにツルツルになってきました!
エステに通うより断然早くてラクです!
Bさんは1日1パーツと決めてトリアのレベル5で脱毛をスタートし、1ヶ月後には脱毛効果を感じています。
さらに、VラインとIラインは1回の脱毛でも効果を感じられていて、2回目の脱毛以降は毛が生えてくるのが遅くなったという実感もあります。
やはり脱毛時の痛みは感じているようですが、その分効果が現れるのが早い傾向があるようです。
まとめると、正しい使い方をすれば、光(フラッシュ)方式の家庭用脱毛器は2ヶ月程度、レーザー方式の家庭用脱毛器は1ヶ月程度で毛が薄くなる効果が期待できるということです。
※実際にトリアを使用した人のレビューを参考にしています。
家庭用脱毛器の出力方式によるパワーと脱毛効果の違いとは?
それぞれのパワーと脱毛効果をチェックしてみましょう。
(1)レーザー式
家庭用脱毛器で採用されているレーザーは、「トリア」のダイオードレーザーが代表的です。
レーザー式の特徴は、
- 医療脱毛にも採用されている方式なので永久脱毛に近い効果が期待できる
- フラッシュ式よりも出力が強いので痛みを感じる可能性がある
- 毛が抜け落ちるまでに数週間かかる傾向がある
などです。
家庭用脱毛器を選ぶときに効果を重要視する場合にオススメなのが、レーザー式です。
ダイオードレーザーは米国の厚生労働省であるFDAに認可されていて安全性もありますが、家庭用脱毛器でFDAに認可されているのはトリアのみなので選択肢は少ない脱毛方式です。
(2)光(フラッシュ)式
光(フラッシュ)式は「ケノン」や「光エステ」に採用されていて、選択肢が多い脱毛方式です。
光(フラッシュ)式の特徴は、
- 脱毛サロンでも採用されている方式
- レーザー式より出力は弱いので脱毛効果を感じるまでに時間がかかる
- 広範囲で照射できる脱毛器が多いため処理が楽
- 照射レベルを調整すれば痛みを感じにくい
などです。
レーザー式ほどのパワーはありませんが、脱毛サロンに近い脱毛をすることが可能です。
また、レーザー式に比べて痛みを感じにくく、手軽に脱毛できることがメリットです。
選択肢も多いので、より自分に合った脱毛器が見つけやすい脱毛方式です。
光(フラッシュ)方式の詳細については『SSC脱毛とIPL脱毛の違いは?光脱毛のタイプ別にメリット・デメリットを比較』で詳しく解説しているので、こちらも参考にしてください。
(3)サーミコン式
サーミコン式は「ノーノーヘア」に採用されている脱毛方式です。
サーミコン式の特徴は、
- 表面の毛のみを除毛するため毛根の脱毛効果はない
- 毛先を丸くカットするためカミソリで剃るより良い
- レーザー式、光(フラッシュ)式よりもスピーディーに処理できる
などです。
脱毛サロンや医療脱毛に近い出力の家庭用脱毛器も増えてきているため、本格的な脱毛としてレーザー式や光(フラッシュ)式を選ぶ人が多い傾向もあります。
ただし、毛根を刺激するのが怖い、家庭でレーザー式や光(フラッシュ)式の脱毛器を使うことに不安があるという人にとっては、使いやすい脱毛方式です。
カミソリやシェーバーよりも毛先が丸く処理されるので、チクチクしたストレスがなくなるメリットがあります。
サロン・医療脱毛と家庭用脱毛器の脱毛効果は何が違うの?
なぜなら、使っている機器・脱毛の仕組みが違うからです。
ここでは、それぞれの脱毛方法のメリットとデメリットをまとめています。
特徴を知った上で、最適な脱毛方法を選べるようにしましょう。
(1)医療脱毛の効果とメリット・デメリット
医療脱毛は一回の脱毛で得られる効果が一番高いことが特徴です。
私も医療脱毛を経験していますが、サロンのように何度も通う必要がなく、医療機関で脱毛できることにも安心できました。
医療脱毛のメリット
- 一度の脱毛効果が高い
- 医師免許有資格者のみが担当するため安心
- 永久脱毛ができる
医療脱毛のデメリット
・予約と通う手間がある
・痛みを感じる場合がある
メリット・デメリットはそれぞれありますが、本格的に永久脱毛がしたい!ということであれば、医療脱毛が適しています。
(2)サロン脱毛の効果とメリット・デメリット
サロン脱毛は医療脱毛に比べると脱毛効果を感じるまでに時間がかかりますが、痛みを感じにくいことが特徴です。
サロン脱毛のメリット
- 医療脱毛に比べて痛みを感じにくい
- 医療脱毛に比べて価格が安い
- 脱毛処理をエステティシャンに任せられる
サロン脱毛のデメリット
・予約と通う手間がある
・永久脱毛はできない
サロン脱毛は痛みが少ないというメリットがありますが、永久脱毛は期待できません。
永久脱毛ができる医療脱毛で使われているレーザーは高い出力で、医師免許を持っている人しか使用することができないのです。
サロン脱毛でも毛が生えてくるスピードは遅くなりますし、毛の量もかなり減りますが、永久脱毛ができるわけではない点はデメリットです。
脱毛サロンの「銀座カラー」については『元AKB川栄李奈の脱毛サロンの口コミでの評判を徹底調査』で詳しく解説しているので、こちらも参考にしてください。
(3)家庭用脱毛器の効果とメリット・デメリット
家庭用脱毛器はレーザー式、光(フラッシュ)式、サーミコン式などさまざまな種類があり、購入すれば脱毛器が自分のものになるためコスパが高いことが特徴です。
家庭用脱毛器のメリット
- 価格が安くてお得
- いつでも好きなときに脱毛ができる
- 人に見られないので恥ずかしくない
- 家族や友達と一緒に使える
家庭用脱毛器のデメリット
・医療脱毛に比べると効果を感じるまでに時間がかかる
・永久脱毛はできない
家庭用脱毛器は医療脱毛やサロン脱毛に比べてかかる費用が格段に安く、好きなタイミングで脱毛できることがメリットです。
家庭用脱毛器と脱毛サロンを併用すると効果は高まるの?
家庭用脱毛器と脱毛サロンを併用する場合、注意点を知っておかなければデメリットが大きくなってしまう可能性があります。
事前に効果的に活用する方法をチェックしておきましょう。
家庭用脱毛器と脱毛サロンを同じ時期に併用するのはオススメしません
私の経験上、同じ時期に家庭用脱毛器と脱毛サロン、または医療脱毛を併用するのはオススメしません。
脱毛サロン・医療脱毛のメリットは、
- プロの手で施術してもらえること
- 脱毛機器の出力の強さが違うこと
です。
コスパの面では家庭用脱毛器の方がメリットが多いですが、プロの手を借りた方がより綺麗に脱毛できます。
脱毛サロン・医療脱毛に通っている間に家庭用脱毛器で脱毛をすると、毛周期に合わせて生えてきた毛の根元が処理されてしまい、脱毛サロン・医療脱毛に行った時の脱毛効果が半減してしまう可能性があります。
そのため、時期をずらして併用した方が、両方のメリットを活かすことができます。
家庭用脱毛器と脱毛サロンを効果的に併用する方法は?
家庭用脱毛器と脱毛サロンを正しく併用する3つの方法をまとめました。
(1)脱毛部位によって使い分ける
脱毛サロンに通っている間でも、脱毛する部位が違えば家庭用脱毛器を併用しても問題ありません。
脱毛スケジュールを立てる上で大切な毛周期も、部位によって違いがあります。
そのため、
- 自分で脱毛しやすい部位は家庭用脱毛器を使う
- キャンペーンで安いワキの脱毛は脱毛サロンを使う
- 肌が露出しない部位は家庭用脱毛器を使う
などの効率的な使い方も可能です。
こうして脱毛サロンと家庭用脱毛器を使い分けることで、脱毛サロンの全身脱毛プランよりも安く全身を脱毛することもできます。
脱毛部位の優先順位は人によって違うので、脱毛サロンのプランで無駄があると感じる人は、家庭用脱毛器と併用することを検討してみても良いでしょう。
(2)Iライン・Oラインはサロンで脱毛する
家庭用脱毛器は脱毛サロンと同じフラッシュ(光)・レーザータイプの脱毛機器も増えましたが、Iライン・Oラインの脱毛は推奨されていません。
自己責任で脱毛している人も多いですが、鏡を使わないと見えない部位なので手間もかかります。
Iライン・Oラインだけ脱毛サロンでプロの手を借りるのも、脱毛サロンと家庭用脱毛器を便利に使い分ける方法です。
家庭用脱毛器を使ってみて、Iライン・Oラインを脱毛する難しさを感じた場合は、脱毛サロン・医療脱毛との併用も検討してみてください。
(3)脱毛サロンの契約が切れた後に家庭用脱毛器を使う
脱毛サロンにはさまざまなプランがありますが、ムダ毛が気にならなくなる頃に契約が切れるプランが多くなっています。
しかし、脱毛サロンは永久脱毛ができるわけではないので、契約が切れた後にも少量のムダ毛が気になることがあります。
その後また脱毛サロンを契約すると費用がかさみますし、少ししかムダ毛がないのにまた契約をするのは割高に感じることもあります。
そこで、脱毛サロンである程度脱毛を完了してから、家庭用脱毛器を取り入れるのも便利な併用方法です。
気になったときに自分で簡単に処理できるので、自己処理の負担も少なく、コスパも高いです。
脱毛サロンで月額制の契約をしている場合にも、ムダ毛が薄くなった後は家庭用脱毛器に切り替えた方が安く済む可能性があります。
脱毛サロン「銀座カラー」の料金プランについては、『【最新】銀座カラー全身脱毛の料金総額は?3,300円(税込)より安く通える事実が判明』で詳しく解説しています。
脱毛サロンについてはこちらも参考にしてください。
家庭用脱毛器の正しい使い方は?
脱毛スケジュールを立てる
まずは、脱毛スケジュールをたてましょう。
医療脱毛やサロン脱毛の場合、次の予約まで期間が空いてしまったり、通う手間があって先送りにしてしまうこともありますが、家庭用脱毛器は帰宅後でも脱毛ができます。
このメリットを有効に活用してスケジュール通りに脱毛することが、効果を高めるためのポイントです。
家庭用脱毛器の効果的な脱毛頻度とは?
家庭用脱毛器で脱毛をはじめてから、最初の間は2週間に1回程度の頻度で脱毛することがオススメです。
だんだんと毛の量が少なくなってくるので、毛周期に合わせて1ヶ月に1回程度に変えていきましょう。
脱毛器によって推奨している頻度は多少違うので、使用前に説明書を確認してください。
部位別に脱毛頻度を変えると脱毛効果が高まる?
毛周期は部位によってそれぞれ異なります。
そのため、部位別に脱毛する頻度を変えると、さらに脱毛効果が高まることが期待できます。
一番効果的なのは、自分で毛の生え具合を見ながら、生えそろった段階で脱毛処理を行うことです。
照射前に脱毛部位を綺麗に剃ることで脱毛効果をアップできる?
家庭用脱毛器で脱毛する前に、脱毛する部位の毛を剃る必要があります。
脱毛する際に毛が見えるほど生えていると毛根までレーザーや光(フラッシュ)を届けることができないため、脱毛効果が下がってしまいます。
一方で、脱毛する直前に剃りすぎるのも黒いメラニン色素に反応しにくくなってしまう場合があります。
そのため、脱毛する日の前日の夜に剃っておくことが一番効果的です。
脱毛部位の毛を剃るタイミングにも注意して、脱毛効果を高めましょう。
照射前に脱毛部位をしっかり冷却して最高レベルで照射する
家庭用脱毛器は照射レベルを調整できるものが多いですが、やはりレベルは一番高く設定することが効果的です。
しかし、痛みを感じるのに無理をして照射レベルを上げるのは逆効果です。
肌が赤くなるなどのトラブルになる可能性もあるので、注意してください。
そこで、痛みと肌への刺激を抑えながら照射レベルを上げるために、丁寧に冷却をすることが有効です。
脱毛部位の効果的な冷却方法とは?
家庭用脱毛器にはそれぞれクールパックが付属されていますが、小さなものもあります。
付属のものだけだと狭い範囲でしか冷却ができないので、冷却用のクールパックは別に用意しておくことがオススメです。
広い範囲で冷却ができて、柔らかい質感のものだと肌に密着させることができるので冷却しやすいですよ。
脱毛部位を丁寧にアフターケアする
サロン脱毛では、脱毛後のアフターケアのクリームを選べる場所も増えてきていますよね。
家庭用脱毛器でお得に手軽に脱毛できる分、アフターケアは自分で丁寧に行う必要があります。
脱毛後の肌は見た目よりもダメージを感じていることもあるため、アフターケアを抜かしてしまうと後で肌トラブルになったり、結果的に脱毛が遅れてしまう場合もあります。
丁寧なアフターケアをすることで脱毛後の美肌にもつながりますので、忘れないようにしましょう。
家庭用脱毛器を使うときの効果的なアフターケアとは?
脱毛後の肌は乾燥しているので、保湿がとても重要です。
普段から使っているボディクリームをたっぷり塗るのも良いですが、「馬油」を取り入れるのも有効です。
馬油は保湿効果が高いことはもちろん、火傷や肌荒れにも効果があるため、家庭用脱毛器で熱を与えた後の肌に効果が期待できます。
馬油は薬局にも置かれているので、さまざまな保湿クリームと比較して気に入ったものを選んでください。
家庭用脱毛器の賢い使い方やメリットについては『家庭用脱毛器は永久脱毛できないのになぜ人気?賢い使い方とメリットとは』に詳しく書いてありますので、参考にしてください。
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まとめ
家庭用脱毛器の効果と、家庭用脱毛器をサロンと併用するための正しい使い方について解説してきました。
医療脱毛、サロン脱毛、家庭用脱毛器にはそれぞれのメリット・デメリットがあるので、好みの脱毛方法を選択してみてください。